「ハチ公カード」12月1日スタート
■大館市大町商店街■

 大館市大町商店街振興組合(大館市字大館17-1  小棚木徹理事長 TEL0186-43-1979)は、北都銀行と提携し、従来のハチ公スタンプをカード化した「ハチ公カード」を12月1日付けでスタートする。カード化することにより顧客情報収集機能を強化し、消費者ニーズにあった利便性の提供や地域の教育や文化、来たるべき高齢化社会にも情報を役立てることを目的としている。


12月1日付けでスタートする「ハチ公カード」

 カード化に対する取り組みは、平成7年度に国、県、市の補助を受け「カード化フィージビリティ事業」を実施、その可能性について調査・研究を行った。今年度は県の地域商業振興総合支援事業(ライブリータウン事業)を活用して実現化を図る。
 カードの特徴は、ICチップを組み込んだ多機能型プラスチックカードで、2種類発行される。ハチ公事業部が発行するカードは、最初ポイントサービス機能(表示機能付き)のみで、北都銀行が発行するカードにはキャッシュカードとポイントサービス機能(表示機能なし)が設けられる。
 ポイント機能は、買い物金額(100円毎に1ポイントの割合)に応じてポイントをサービスするもので、300ポイントで1冊・500円となる。ただし、端数のポイントは、1ポイント1円として買い物に利用することができる。
 カードの多機能化について、カード化事業委員会副委員長の泉さんは「今年度はポイント機能だけだが、来年度にはプリペイド機能を追加したい。この機能により小銭管理が簡単になり、ちょっとしたお財布替わりになる。これまでの実施事例では、最初から多くの機能を付加しすぎて、店側も消費者も混乱して使いこなせない結果になっている。ハチ公カードでは、追加が考えられる機能の研究を行い、随時機能の追加を図っていきたい。」と話す。
 また将来構想としては「1商店街単位ではなく、他の商店街、企業、行政からのサービスも取り込んだ全市的な展開を考えている。」と夢も語る


電線を地中下してスッキリとした街並みに

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