また、全国でも有数の生産量を誇る秋田の大豆。おいしい水と空気、そしてあきたこまちを産み育てた同じ大地が作り出す地元の大豆リュウホウを用いることで、安心安全な味噌が期待できます。それに新麹菌AOK139で作った米麹を組み合わせて仕込むと、香りや味の面ではもちろん、なめらかさが気持ちの良い味噌に仕上がることがわかりました。
それだけではありません。実は秋田県では、味噌に必要な微生物「酵母」と「乳酸菌」も独自に開発し、実用化しています。「秋田香酵母ゆらら」や「乳酸菌AL-1」という名前を目にしたことがある方も少なくないはずです。
以上の技術を現場で活かして全国展開を考えている当研究会は、今後販売戦術を共同で研究し、来年春に新製品の販売を成功させる予定です。
今まで地産地消中心だった県内味噌業界。「美味しい秋田みそ」の名前を全国へアピールするチャンスを、絶対にものにしたい!まるごと秋田みそ研究会は、強く決意しています。
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