タイトル-プラザ通信
Embedded Technology 2006(組込み総合技術展)に県内企業3社が共同出展しました。
 11月15日(水)から17日(金)まで、横浜市のパシフィコ横浜で「Embedded Technology 2006(組込み総合技術展)」が開催され、東北6県と新潟県及び東北経済産業局が連携し共同で特設パビリオン「TOHOKUものづくりコリドー」を出展しました。秋田県からは、(株)アクトラス、(有)インテグレイション、(株)ストレートの3社が参加し、自社の製品や技術をアピールしました。
 東北の組込み技術の集積と連携を展示したパビリオンは来場者の関心も高く、期間中は多くの来場者が訪れ、秋田県の3社のブースでも活発な情報交換が行われていました。新たな顧客開拓に繋がる可能性のある具体的な話もあり、各社とも出展の手応えを感じていたようです。
Embedded Technology 2006とは?
組込みシステム技術に特化した世界最大級のイベントです。次世代デジタル家電、携帯端末、カーエレクトロニクス、各種産業用機器、RFIDなどの最先端テクノロジーに欠かせない組込み技術とソリューションが集約された専門技術展とカンファレンスからなり、今年で通算20回目の開催です。ET2006では展示小間861、出展社数400超と過去最大規模での開催となりました。来場者数は3日間合計で過去最高の26,246人を記録したことからも、本展示会の注目度の高さが伺えます。
《秋田県の出展企業紹介》
株式会社アクトラス
所在地:秋田県横手市婦気大堤字谷地添99-2 TEL:0182-33-2301
組込み用リアルタイムOS機器向け開発、特に移動体通信関連の端末システムや基地局シミュレータ等の組込みシステムに実績有り。DNAの増幅・解析装置、超精密アクチュエータの開発など、ナノ・バイオ分野にも取り組んでいる。
有限会社インテグレイション
所在地:秋田県秋田市新屋町字砂奴寄4-11
秋田県産業技術総合研究センター工業技術センター
TEL:018-895-4180

特注(カスタム)スイッチング電源の総合エンジニアリングが主力事業。他に機構開発事業として筐体設計、生産治工具、小規模省電力自動機などの設計開発も行っている。
株式会社ストレート
所在地:秋田県秋田市土崎港西三丁目9-15 TEL:018-880-2521
エレクトロニクスの総合エンジニアリング企業。ワンチップマイコンによるデジタル制御技術、アナログ回路による計測技術の2つのコア技術を活用し顧客のニーズに合わせた商品・ソリューションを提供。
あきた自動車関連産業振興協議会が設立されました。
 去る11月1日、秋田市において、県内の自動車関連企業、大学、金融機関、支援機関等が連携・協働し、自動車関連産業に関する交流の場を創出し、活発な情報交換のもと、生産技術の向上や受発注の拡大、人材育成等を支援することにより、本県における自動車関連産業の振興を図り、活力ある秋田を創造していくことを目的とした「あきた自動車関連産業振興協議会」の設立総会が開催されました。
 総会に先立ち「あきた自動車関連産業振興協議会設立記念講演」が行われ、設立発起人の一人である(財)あきた企業活性化センター根津谷禮蔵理事長の、「あきた企業活性化センターでは、昨年4月から自動車関連産業の一翼を担い、技術開発や人材育成などの支援活動を展開してきた。この度、秋田にこのような組織が発足したことで、東北全体での取組が加速することが期待できる」という挨拶に続き、関東自動車工業(株)内川晋代表取締役会長が、『東北での自動車造り−これまでと今から−』という演題で、記念講演を行いました。
 講演の中で、内川会長は「関東自動車工業岩手工場が立ち上がった際、東北という地理的ハンデ、人材的なハンデがあることを認めざるを得なかった。しかし、徐々に地元から周辺機材を調達できたことや、付加価値を高めコストを抑えた仕事を行うのだという会社全体の絶えざる改善意識が功を奏し、岩手工場を拡充するに至った」と振り返り、「今後も関連部品の地元調達率50%の目標達成に向けて努力していく。将来的には、好景気が続くロシア市場に参入するために秋田港を活用することも考えられる」と予定時間をオーバーする熱の入った講演に、聴講した方々も満足感あふれる表情を浮かべていました。
 続いて行われた設立総会では、寺田典城秋田県知事から、「県内経済の新たな牽引役として自動車関連産業に寄せられる期待は大きい。本県には、TDKを始めとする高度な電気・電子技術が集積しており、鉱業県として素形材やレアメタルにも強みを発揮できる。今後、東北各県と連携しながら、産学官が一体となって製造業全体の技術力、提案力、競争力を高めていきたい」と挨拶があり、長谷川英一東北経済産業局長からは、「自動車関連産業は裾野が広く、経済・雇用への波及効果が高い産業。東北地域でも組立工場の増産や大手自動車部品工場の新増設などが進められている。まずは東北の中でのネットワークづくりが大切であると考えていたところだったので、秋田の地にも当協議会が設立されたことは東北の地域経済にとって非常に心強いことである。心から歓迎する」との祝辞をいただきました。
 今後、協議会は(財)あきた企業活性化センターに事務局を置き、「とうほく自動車産業集積連携会議」に参加し、より緊密なネットワークを形成していく予定となっています。
お問い合わせ先
財団法人あきた企業活性化センター 事業推進グループ販路拡大推進担当
〒010-8572 秋田市山王3丁目1-1 秋田県庁第2庁舎2階 TEL.018-863-5623 FAX.018-860-5612

第26回受発注広域交流商談会が開催されました。
 財団法人あきた企業活性化センターでは、去る11月1日(水)、秋田市のキャッスルホテルにおいて、販路拡大や新規取引先の開拓に取り組んでいる中小企業の支援を目的として、「第26回受発注広域交流商談会」を開催いたしました。東北地方・関東地方より、発注企業22社、受注企業72社、計94社(総参加者数約150名)が参加し、面談形式で活発な商談が行われた結果、「具体的な商談があった」5件、「今後折衝を持ちたい」110件との成果がありました。会場には、秋田県産業技術総合センターによる「県有特許・技術の商談コーナー」、専門アドバイザーによる受発注相談コーナー等も設け、参加企業の相談に具体的なアドバイスを行いました。
 また、商談会終了後のレセプションでは、より打ち解けた雰囲気での交流が持たれ、取引のきっかけやヒントとなるような情報交換の場となりました。
 財団法人あきた企業活性化センター販路拡大推進担当では、今後も同様の商談会等を開催し、中小企業の販路拡大、受注機会の増大を支援していきます。
第26回受発注広域交流商談会
詳細・お問い合わせ
財団法人あきた企業活性化センター 事業推進グループ販路拡大推進担当
〒010-8572 秋田市山王3丁目1-1 秋田県庁第2庁舎2階
TEL.018-863-5623 FAX.018-860-5612 URL. http://www.bic-akita.or.jp/

専門化無料相談窓口開催中
● 12月の開催日程 事業を営まれている方、これから事業を起こそうと考えている方の課題、問題、疑問にお答えするため、専門家による無料相談窓口を開設しております。

専門家名
開 催 日
相 談 内 容
弁護士
12/ 12・26
(2・4火曜日)
商法、民法、民事訴訟法等
企業間のトラブル、労使間のトラブル等
司法書士
12/ 5・19
(1・3火曜日)
不動産登記法、商業登記法等
不動産登記法、商業登記法、少額の訴訟に関する事項等
税理士
12/ 7・21
(1・3木曜日)
所得税法、法人税法、消費税法、会計業務等
税の申告方法、控除、経費適用や特例等
行政書士
12/ 6・20
(1・3水曜日)
行政手続き、契約書の作成等
会社の設立手続き、許認可申請手続き、各種誓約書・融資申込書類の作成等
社会保険労務士
12/ 7・21
(1・3木曜日)
労働基準法、労災保険法、雇用保険法、健康保険法、厚生年金法等
人事管理、労務管理、就業規則の制定、労災・雇用保険への加入手続き、費用負担等
○面談は予約制です。相談日の1週間前までにお申し込みが必要です。
○時間:午後1時〜午後4時
○場所:あきた企業活性化センター相談コーナー
 (県庁第2庁舎内)
●お問合せ・お申込先
財団法人あきた企業活性化センター  営業統括グループ
〒010-8572
秋田市山王三丁目1番1号 県庁第2庁舎
TEL:018-860-5610 FAX:018-860-5704
URL:http://www.bic-akita.or.jp/