県内の大学・高専・公設試験研究機関と県内企業が一堂に会し、研究内容や企業ニーズについて情報交換することにより地域の特性や資源を活かした新事業・新産業を創出することを目的として、(財)あきた企業活性化センター、秋田県立大学、秋田大学、秋田工業高等専門学校、秋田県の主催により、11月27日(月)、秋田市の秋田ビューホテルにおいて「あきた産学官連携フォーラム2006〜知の種苗交換会〜」が開催され、262名の方が参加されました。 第1部は県内4企業1自治体による共同研究事例発表、第2部は経済産業省の師田晃彦課長補佐による講演会「技術戦略マップ2006の概要と地域での活用について」、第3部は大学・高専・公設試験研究機関による技術シーズ発表と研究機関と支援機関が研究テーマや業務内容をブースで紹介するポスターセッションが行われました。 共同研究事例発表では、企業の主力となっている製品や新たな事業展開に結びつく研究事例、品質や生産効率の向上に寄与している研究事例が紹介されました。 講演会では、平成18年4月に経済産業省(産業技術環境局)が、研究開発マネジメントをより効果的・効率的に進めるために策定した「技術戦略マップ2006」の概要と活用方法についてお話いただき、異業種異分野連携を促進する材料となりうる内容に、関係者は熱心に聞き入っていました。 シーズ発表では、新聞に取り上げられた話題も提供され活発な意見交換が行われました。同じ時間帯のポスターセッションでは、アマニ種実給与豚肉の試食販売など、工夫を凝らした展示が行われました。 また、「医療関連機器展示会」が同時開催され医療機器関連企業との交流も図られました。 分野を超えて産学官の関係者が一堂に会する機会は昨年度に続き2年目ですが、産学官連携の気運が着実に高まっていることを感じさせました。 |
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東京ビックサイトにおいて、去る11月29日(火)から12月1日(木)まで「中小企業総合展2006inTokyo」が独立行政法人中小企業基盤整備機構の主催により開催されました。3日間で47,797人の来場があり、新しい出会いや有益な商談、情報交換が行われました。秋田県からは5社の参加があり、同時開催された文部科学省・経済産業省主催の「地域発先端テクノフェア2006」には財団法人あきた企業活性化センター含め2法人の参加がありました。また、「全国インキュベーションフォーラム2006」も同時開催されました。 | ||||||||||||||||||||||
●小松ばね工業株式会社
〒019-1611 大仙市太田町斉内字北開182-4 TEL: 0187-88-2101 (秋田太田町工場) すべてオーダーメイド受注で試作品製作から量産まで行う。柔軟な開発姿勢、徹底した品質管理体制、納期厳守の体制が特徴。「発注元との出会いなどを目的に、毎年参加しています。」 |
●株式会社大門電機商会
〒010-0061 秋田市卸町5-14-13TEL:018-866-3511 カビやにおいを元から断つ、業務用消臭抗菌剤「におい110番」を販売。「既に県内のタクシー会社や宿泊施設でご使用いただいている「におい110番」をPRするため参加しました。 |
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●JUKI吉野工業株式会社
〒019-0703 横手市増田町吉野字村下26 TEL:0182-45-4351 精密機械加工部品及び微細穴加工が得意。「グループ会社の部品加工で培った技術力を、もっと広く紹介し、新しい仕事につなげたいと参加しました。」 |
◆財団法人秋田県木材加工推進機構
〒016-0876 能代市字海詠坂11-1(地域発先端テクノフェア2006) TEL:0185-52-7000 米代川流域における秋田スギの利活用技術開発及び木質バイオマスの総合利用技術開発による“親環境”木材産業の形成を目指し、地域材流通システムの構築、防耐火性の高い木質系材料の研究開発、地元産材による高性能水質浄化濾剤による浄化装置の開発などを行っている。 |
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●秋田県貿易株式会社
〒011-0911 秋田市寺内神屋敷295-43TEL:018-845-8832 呼気によるアルコール検知をパスしないと車のエンジンが始動しないという飲酒運転防止装置を、国内の事業者向けに輸入。「飲酒運転防止は事業者が避けて通れない課題。国内では当社だけが扱っている装置ということで、多くの方が訪問してくださいました。」 |
◆財団法人あきた企業活性化センター
〒010-8572 秋田市山王3-1-1(地域発先端テクノフェア2006) TEL:018-860-5625(産学連携推進グループ) 地域新生コンソーシアム研究開発事業である高速ナノ・スキャニングステージの開発を展示。10mm角の領域を0.1nmの送りピッチで高速でスキャニングする微動アクチュエータを開発。今回のフェアでは、研究成果のプレゼンテーションも行った。 |
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●東光バイオテック株式会社
〒017-0012 大館市釈迦内字稲荷山下19-1TEL:0186-48-6317 有機性廃棄から再生利用まで、各種リサイクル設備をカスタマイズ。「開発中の、酸化チタンを用いた還元型電気分解によるセレン含有排水処理装置(地域新生コンソーシアム研究開発事業)のPRのため参加しました。」 |
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11月22日(水)、秋田銀行、岩手銀行、青森銀行の地方銀行3行が共同で実施しているビジネス商談会が、東京物流センターイベントホールにおいて開催されました。この商談会は、3行の持つネットワークを活用し、特徴ある技術や商品を持つ北東北三県の企業が一堂に会するイベントで、参加企業のネットワークとビジネスチャンスの拡大を推進するため平成15年から開催されています。これまで3回はそれぞれの県で開催されてきましたが、首都圏での販路拡大を求める声が多く寄せられたことを考慮し、4回目の今回は東京都での開催となりました。 全出展企業105社のうち、秋田県からは分野別に「食」12社、「環境・くらし」14社、「テクノロジー」6社、情報・IT4社の合計36社が出展しました。商談会の入場者数は1,135人、商談件数は347件、そのうち秋田県の企業の商談件数が半数以上に上り、各社とも首都圏からの参加企業に対し、自社製品のアピールに商談にと精力的に活動する姿が見られました。 |
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首都圏からの参加企業の声
●地方企業の首都圏でのビジネスマッチングのためにも今後期待しています。 ●東北地区からのビジネス情報発信、PRの機会はなかなかないので、大変有意義。 ●来場前は関係企業が少ないと思っていたが、実際来てみると関係のある企業がいろいろあった。 ●銀行主催の商談会の良いモデルだと思う。 |
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財団法人あきた企業活性化センターは、去る12月12日(火)シャインプラザ平安閣秋田(秋田市)において首都圏発注情報報告会を開催し、広域専門アドバイザー3名による関東地区における発注情報(6〜11月訪問時の状況)についての報告を行いました。最新の発注動向と個別企業の具体的な発注案件の報告に、参加した県内企業は、自社の技術が活かせる取引相手の発見につなげようと熱心にメモを取るなどしていました。このあと、広域専門アドバイザー及び専門アドバイザーと企業との個別面談、名刺交換が行われました。 広域専門アドバイザーと同行訪問した企業の半数以上が見積もり依頼を受けています。広域専門アドバイザーとの情報交換を有効に行い、販路拡大に是非お役立てください。 |
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この調査は、県内の民間労働組合182組合を調査対象とし、平成18年11月24日調査日現在の要求・妥結状況を集計したものです。最終結果の発表は1月19日ころの予定です。 ◆要求を提出した組合は138組合で、このうち妥結した組合は84組合、妥結率は60.9%であった。 ●要求額は771,562円、月数2.71ヶ月となった。同一組合の前年と比較すると、要求額で25,509円(前年746,053円)上回った。 ●妥結額は644,688円、2.26ヶ月となった。同一組合の前年と比較すると、妥結額で465円(前年644,223円)上回った。 |
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要求妥結状況
注1:妥結した組合のうち、集計に必要な内容(平均賃金、要求額、妥結額等)を把握できない組合は集計対象から除外している。また、前年比較をより正確に行うため、前年の要求・妥結内容が把握できた組合について集計している。
注2:単純平均=1組合あたりの回答数値を加算し、これを組合数で除したもの。加重平均=1組合あたりの回答数値にその組合員数を乗じたものを加算し、これを総組合員数 |
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