財団法人あきた企業活性化センターでは、県内企業に秋田県経済の活性化にも繋がるIPO(Initial Public Offering=株式公開)の方法や効果を紹介し、積極的に取り組んでいただくため、去る平成19年2月1日(木)、秋田市において「あきた地域経済活性化セミナー〜あきた発株式公開企業に学ぶ〜」を開催いたしました。 第一部は、平成18年6月に県内企業4社目となる上場を果たしたインスペック株式会社代表取締役菅原雅史氏より『我が社がIPOを実現するまで』と題し講演が行われ、下請けの仕事が行き詰まったとき「メーカーとして自立する」という創業当時の目標に立ち返り外観検査機の製造を始めたことから、さらなる成長を目指して株式公開の準備を進めた苦労、株式公開しての効果などが語られました。菅原氏は「株式公開は、社会的な信用力を高め、企業が成長する上で最大の武器となる。これから株式公開を目指す企業には「インスペックでもできた」と捉えていただきたい」と語られました。 第二部は、新興株式市場による説明が行われ、ジャスダック証券取引所(ステークホルダーズ本部プロモーション部並木統氏)、東京証券取引所マザーズ(新規上場サポート部審議役高橋正和氏)よりそれぞれの市場の特徴や、株式公開の方法などが説明されました。 株式公開の効果と責任を知り、県内の企業や支援機関が、その可能性について考える機会となりました。 |
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カレッジカンパニーというプログラムをご存じですか。学生など、まだ社会に出ていない参加者が、仮想会社の設立を目指し、課題発掘、市場調査、収支計算、プレゼンテーションなどをシミュレーションしていく起業教育(アントプレナーシップ教育)です。別に、インターネット上で仮想会社を設立する起業教育をバーチャル・カンパニーと呼ぶこともあります。 財団法人あきた企業活性化センターでは、平成19年2月13、20日、県内の大学生、大学院生、専門学校生などを対象としてこのプログラムの実践研修を実施しました。参加した学生の一人は、「実際に会社を起こすまでの作業を仮体験でき、起業について具体的に考える良い機会になった。仮想会社を作るのは初めてだが、みんなとアイデアを出し合うのが楽しい」と話すなど、参加者全員の積極的な姿を見ることができました。二回にわたり講師を務めた株式会社アルテ代表取締役時田和幸氏は、「自分のころよりも、起業への環境は整ってきている。国や県、支援機関が、こういった支援策を行うことは非常に有効だと思う。アイデアの出し方・整理の仕方、仲間とのコミュニケーション、ビジネスとしてのプレゼンテーションなどを体験してもらい、小さなきっかけを学生に提供できたら嬉しい」と話されました。 |
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秋田県知的所有権センター、社団法人発明協会秋田県支部は、平成18年11月から2ヶ月以上にわたり県内各地において、「特許検索・電子出願講習会」ならびに「商標検索・電子出願講習会」を開催し、特許と商標についての基礎知識、取得方法などを広く広報いたしました。 発明を商品化したいとお考えの方、商品に他にはない名称を付けたい方、「特許とは?」「商標とは?」、初歩的なご質問から、出願方法のアドバイスまで、専門家が随時ご相談に乗りますので、秋田県知的所有権センター、社団法人発明協会秋田県支部をご活用ください。 |
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秋田港の、国際コンテナ定期航路開設から12年目を迎え、昨年度の取扱量が3万TEU※ を突破したことを記念し、秋田県環日本海交流推進協議会(会長:渡邉靖彦)の主催により、平成19年1月30日(火)、秋田市において環日本海地域の交流促進とロシアとの航路開設の実現を目指して、環日本海シンポジウム「秋田港の挑戦!秋田-ロシア航路開設の実現に向けて」が開催されました。 特別講演として、大陸貿易株式会社入社以来ロシア木材の輸入に第一線で携わってきた専務取締役岡田繁氏より「最近のロシアの潮流と日本」と題し、ロシア経済の背景にある歴史・政治的影響や自身がロシアで商売をしてきての苦労や面白味から、近年好調となってきたロシア経済の実情が語られたほか、基調講演として秋田県環日本海地域専門コーディネーターでもある有限会社テー・エル・エム代表井上大樹氏より「ロシア極東地方一般住民の生活環境について」と題して、ウラジオストク、モスクワの住民の生活の様子が語られました。講演後、各界の専門家を交えたパネルディスカッションが行われ、秋田-ロシア航路の実現可能性について必然性と期待が熱く語られました。
※TEU(twenty-foot equivalent units):
コンテナやコンテナ船、ターミナル等の規模などを表す単位。
1TEU=20フィートコンテナ1個の大きさ。 |
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2007年「JMA特別マネジメント講演会(東北)」
先端製造業に学ぶ現場力再強化 〜生産革新・人材育成〜
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企業が直面する諸課題の中から「現場力再強化と人材の育成」に焦点をあて、優良企業の事例紹介と関係者の相互交流を通して、企業が取り組むべき方向や課題解決の一助とし、また地域産業のさらなる活力向上を促進する端緒とすることを目的に、マネジメント講演会が開催されます。
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●プログラム
●参 加 料:講演会・交流会ともに無料
●定 員:講演会・交流会ともに120名 |
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●お申し込み・お問い合わせ先 社団法人日本能率協会 JMAマネジメントスクール 〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22 TEL.03-3434-6271 FAX.03-3434-5505(受付時間:月〜金曜日 9:00〜17:00 ※祝日を除く) URL http://school.jma.or.jp/ ※フォームに従って入力するか、ファックス用参加申込書のPDFをダウンロードしてお使いください。 |
財団法人あきた企業活性化センターは、当財団と共同受注グループ並びに県内登録企業との連携を密にするとともに、一括発注の対応など今後の営業展開に関して専門家からアドバイスをいただき、将来を見据えた経営戦略の構築を図っていただくため、共同受注支援講習会を開催いたします。 登録企業の皆さまはもちろん、登録されていない企業の方もご登録いただければ講習会に参加いただけます。是非ご参加ください。 |
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