【特許】
①ハタハタ卵巣由来の粘質物、その取得方法および用途
（特開2005-82525）
権利状態：県単独所有・特許出願中
実施許諾実績：無
実施許諾：可
権利譲渡：不可
②ハタハタ卵巣の凍結加工品の製造方法
（特願2006-266698）
権利状態：県単独所有・特許出願中
実施許諾実績：無
実施許諾：可
権利譲渡：不可
新しい軟化加工法により、
可能となったぶりこのお寿司。 |
| | ◎従来のブリコの硬い食感を柔らかくし、卵粒をバラにしました。
◎従来はメスハタハタの凍結保存で減少する卵の粘りを残すことができました。 |
技術内容
まだ加工されていない最後の魚卵と言われたブリコ（ハタハタ卵巣）の硬すぎる食感を加熱撹拌処理で改良し、卵粒をバラして加工、調味を容易にしました。イクラ風、キャビア風あるいは新タイプ、どのような加工も可能になり用途が拡がります。市販、業務用、弁当・惣菜、外食産業などで幅広く利用することができるようになりました。
秋田県のハタハタは主に産卵期の11月下旬～12月上旬に集中して漁獲されます。メスハタハタ腹中の卵＝ブリコが粘りが多く好まれますが、凍結保存すると粘りが少なくなります。メスハタハタ腹中の卵だけを加熱する方法を開発し、加熱後凍結すると解凍しても卵の粘りが生ハタハタと同じように残すことができました。これによって粘りのあるブリコを持つメスハタハタをいつでも賞味できるようになりました。外食産業、宿泊業、市販、弁当・惣菜などで幅広く利用することができます。
秋田県農林水産技術センター
総合食品研究所 管理室
TEL◎018（888）2000
所在地◎秋田県秋田市新屋町字砂奴寄4-26
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