本センターは、特許の技術移転を支援する特許流通アドバイザーと特許情報の活用を支援する特許情報アドバイザーが車の両輪となり、産業財産権(特許・実用新案・商標・意匠)の活用による産業振興を目的に社団法人発明協会秋田支部とともに、知的財産に関する各種の相談・指導・支援を展開しています。 今回は、特許情報アドバイザーが行っている企業支援メニューの概要と特許・商標を活用した商品化支援事例を紹介します。 |
この商品化支援は、「民間資格である知的所有権管理士からおおまかな製造法を著作権登録すれば権利が守られるとの勧誘を受けたが、本当なのか?」という問い合わせから始まりました。そこで、産業財産権制度の説明を行い、新商品の開発技術については特許出願を、また、商品名については登録商標を活用し、消費者に強くアピールしながら模倣品の参入を牽制する知財活用販売策を提案させていただきました。今後、効果的な広告宣伝活動を実施され、収益率の高い商品になることを期待しています。 |
お問い合わせ先 秋田県知的所有権センター TEL018-860-5614 FAX018-860-5615 http://www.bic-akita.or.jp/ipcenter/ipcenter.html |
(2008年3月 vol.320) |