![]() 6月15日時点における本調査結果は次のとおりである。
1.回答企業の概要
2.支給予定状況
3.昨年との比較 |
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4.増加・減少理由 次に増加及び減少が見込まれる理由を見たのが、表3、表4。 増加理由→業績良好が63.1% 「増加が見込まれる」理由としては、「自社の業績が良好」が63.1%と最も多く、次いで「その他」24.3%、「物価の上昇」13.6%となっている。 減少理由→業績悪化が87.7% 一方、「減少が見込まれる」理由としては回答企業65社中87.7%にあたる57社が「自社の業績悪化」を指摘している。次いで「その他」7.7%、「地域内企業の相場が下降」3.1%、「同業者の相場が下降」1.5%となっている。 |
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5.支給時期 「8月1日~15日」が41.4% 夏季賞与の支給時期をみたのが表5。 回答全体では「8月1日~15日」の指摘割合が41.4%で最も高く、「7月16日~31日」が27.1%でそれに続いている。 支給時期は業種により若干異なるが、ほとんどの企業は8月上旬の支給になっており、支給時期が8月下旬へズレ込む企業はわずか7社。 |
6.支給のための借入状況 37.2%が借入を予定 夏季賞与の借入れ状況をみたのが表6。 回答全体では37.2%の企業が借入れを「予定している」とし、残り62.8%が「予定していない」としている。 これを業種別に見た場合、借入れを「予定している」と回答した企業が半数を超えたのは、機械器具(60.6%)、金属・鉄鋼(52.6%)のわずか2業種にとどまった。一方、「予定している」割合が低かった業種は、小売業(22.6%)、卸売業(27.7%)、木材・木製品(32.4%)等であった。 |
7.借入れ依存分 59.6%がほぼ全額借入れ 借入れを予定している企業の借入れに対する依存分をみたのが表7。 回答全体では「ほぼ全額」が59.6%、「約半分」が28.1%、「半分以下」12.3%となっている。 「半分以下」「約半分」の割合が高い業種は、全業種のうち、サービス業の1業種のみ。他は「ほぼ全額借入れ」の割合が高く、特に木材・木製品、金属・鉄鋼では80%の企業が「ほぼ全額借入れ」としている。 |
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8.夏季賞与支給予定額(表8~20) 男子45万6千円、女子23万円 回答全体(507企業)では、基本給をベースにした支給月数で、男子は2.04ヵ月分の45万6千円(平均年齢37歳、平均勤続年数12年、平均給与支給額22万4千円)、女子は1.57ヵ月分の23万円(同37歳、10年、14万7千円)、男女平均は1.93ヵ月分の38万3千円(同37歳、11年、19万9千円)。
労組の有無による違い |
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