■ 私たちは何を行えるか
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一昨年秋より、少ロット・短納期の実績を買われ、新規顧客として大手パチンコチェーンのチラシ業務を獲得したが、『従来どおりの仕事をしていたのではビジネスに拡がりが望めない』という思いでカッティングマシーンを導入し、不定形物の印刷業務に乗り出した。
大手パチンコチェーンのチラシ業務により実績と信頼を獲得し、パチンコ店内で使用する札類などの納入業者として東北地域担当に選ばれたのである。この成功を弾みとして、設備貸与制度を利用した大型カッティングマシーンの導入により顧客のニーズに応え、等身大のパネルも提供できるようになった。
 不定形印刷物とノベルティうちわ
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「従来の考え方ですと、新しい業務を獲得することはなかなかできないと思います。お客様のニーズは多様ですので、ニーズに応えるために『私たちは何を行えるか』ということを考えるようにしています。例えば自社で培ったアナログ技術である製版に関しても、少ロット・短納期を実現できればビジネスになるのです。」と高橋さんは語った。
県内でいち早くデジタル化を行った当社だが、アナログもののビジネスでは『ノベルティうちわ』がある。こちらは少ロット・短納期・低価格が受け、前年に比べ三倍もの売り上げになっているという。
今後は、秋田・東北地域で行っていない新しいビジネスに取り組んでいきたいと高橋さんは熱く語った。
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 等身大パネル
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デジタル化などの新技術もいち早く取り込み、元々の製版技術であるアナログ技術もうまく活用し、多様な顧客のニーズに応えていく有限会社プラネット。今後、どのようなサービスを行っていくのか注目したい。
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