LOHASが注目されることにより、顧客からの要望も増え、従来の[from-today]ではカバーしきれないことと、顧客の要望に応える意味も含め、もっと幅広くオーガニックコットン製品を送り出したいと考え、新[from-today](フロムトゥデイ)、[mio a cura](ミアクーラ)、 [aprire](アプリーレ)、 [CAMION](カミオン)の4ブランドを展開することとなった。
従来の[from-today](フロムトゥデイ)はシンプルなデザインのもので年代を高めに設定していたが、もっとデザイン性を持たせた製品構成の新[from-today]を加え、団塊世代をターゲットとした専門店及び百貨店向けにしている。[mio a cure](ミアクーラ)は、ファッションにこだわる団塊世代ジュニアの30代をターゲットにしたデザイン重視の製品構成で、セレクトショップ向けである。[CAMION](カミオン)はTシャツなどを主体に10代から20代をターゲットにしたアメリカンカジュアル。そして[aprire](アプリーレ)は、大手百貨店・伊勢丹のPB製品として2月1日より新宿店(本館3階:エレガンスプラザ)にて販売を開始した。
これらのブランドは、幅広い年齢層へオーガニックコットン製品の良さと自社の提供するファッション性、技術力をアピールする構成となっている。
「いままでは製造が主でしたので、ブランド展開と販売を考える上で以前からお付き合いのある企業の方々などに協力いただき、各年代層にアピールできる製品とその販売形態に対応したブランドとして戦略的に展開しようとしています。[from-today]を発表したころはLOHAS自体知られていませんでしたが、良いタイミングでLOHASの流れが出ましたので、今後が楽しみでもあり、流れ次第では他方面への展開も考えなければとも思います」と代表取締役社長の畠山さんは快心の笑みで語った。