1.県内企業の新規学卒者の採用予定状況・(  )内は昨年度調査

「採用したいが今はひかえている」が53.2%
 回答企業の採用予定状況を見ると、全体で「採用したいが今はひかえている」とした回答が53.2%(49.0%)と半数を超えて最も多く、「計画通り採用」とした回答の24.5%(11.9%)を大きく上回っている。次いで、「計画通りだが必要な人材は採用できない」が11.3%(9.9%)、「計画通り採用できない」が6.8%(11.9%)となっており、昨年と同様に県内就職事情の厳しさが続いている。
 これを業種別に見ると、「計画通り採用できる」と回答した割合が最も高かったのは金融・保険で100.0%(17.6%)となっているが回答企業数が1社のみであり、参考数値としたい。次いで機械・器具の52.2%(27.3%)、木材・木製品の38.1%(18.8%)、電気機械の36.8%(26.7%)となっており、業種によっては新規採用の回復傾向が見られる。また、「採用はしたいが今はひかえている」は、食料品68.6%(69.7%)を筆頭に、卸売業の63.9%(66.7%)、鉄鋼・金属の63.2%(38.7%)といずれも高い割合を占めている。〔表―1〜2〕

表-1 県内企業の新規学卒者の採用予定状況(重複回答あり)
単位:%、( )内は回答数

表-2 県内企業の新規学卒者の採用予定状況=製造業の内訳(重複回答あり)
単位:%、( )内は回答数



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