地ビール
田沢湖ビール

 田沢湖芸術村わらび座は今年9月県内初の地ビール「田沢湖ビール」を発売した。同芸術村は「人間回復と出会いのリフレッシュゾーン」というコンセプトで、わらび劇場や温泉、手作り体験館などの文化施設を展開してきた。今回は、その中の心をつなぐ飲食文化施設として今話題の地ビールを選び、製造販売することにした。
 同ビールは、岩手県との県境にある和賀山塊からの伏流水を使い、麦芽100%で酵母が生きているのが特徴。デコクションというドイツのビール工場の伝統的な方法で仕込みに時間をかけ、うまみをじっくりと取り出している。赤褐色の「アルト」、黄金色の「ケルシュ」、フルーティーな香りの「バイツェン」、黒ビールの「ダークラガー」の4種類を製造しており、嗜好に合わせて飲める。これらの製品は醸造工場内に併設されたパブレストランで300ミリリットルグラス一杯400円、1.2リットルピッチャー一杯1,500円で提供。ショップでは、330ミリリットル瓶450円、1リットル瓶1,800円で販売している。県酒類卸協同組合を通じて、県内の酒店でも販売しているほか、新幹線こまちでの車内販売も好評だ。
 問い合わせは、田沢湖ビール(田沢湖町卒田字早稲田430 TEL:0187-44-3988)まで。



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