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最近、本当に景気が上向いてきたように感じます。この上向いてきた景気の波にうまく乗れるかどうかは、今年の設備投資計画をどうするかという判断にもかかっています。 ![]() 現在秋田県内は、遠くで台風が発生して、こちらに向かってくるかもしれないという雰囲気です。大都市圏を中心に2002年2月から始まった現在の景気回復期間は、戦後2番目に長いバブル景気と並び、製造業を中心に経済活動が活発になってきています。そろそろ準備運動をして海に入ってもいい時期です。 事業をどのように進めるのか、今から検討しましょう。 ![]() ![]() 景気がいいということは、その事業分野全体の購買意欲が高まっていくことと考えられます。その高まった分をできるだけ自社の製品やサービスで埋め尽くすこと、すなわち、シェアを伸ばすことが、景気が上向いているときの具体的な成長の方針になります。 製品とサービスの単価は、グローバルな価格競争の結果、市場にとっての適正価格という名目で下がるところまで下がり、品質、スピード、サービスレベルへの要求もどんどん高度化していきます。このような状況では、機械や人を増やして、製品やサービスを提供する能力を増強するだけではなく、事業に関わる全ての要素が一体となって機能している必要があります。 今、ちょうどワールドカップドイツ大会が開催されています(平成18年7月1日現在)。強く勝ち抜いているチームには、それぞれの特徴的な戦略が明確にあって、全員でそれを実現しようとしている意思が感じられます。どうやってシュートを決めるか。シュートまでには、どういうフォーメーションをとって、どういう戦略でボールを運ぶか。メンバー1人1人、誰がどんな働きをすべきで、それぞれの戦術をどうやって磨き上げて全体の戦略に当てはめるか。これらをしっかりと考えてストーリーを組み立て、それを全員で共有することが、得点への一番の近道です。 事業を成功させ利益を上げるためにも、サッカーで得点をあげることと同じように、明確な戦略と、全員の共通意識が必要なのです。営業、受注、仕入、生産、出荷、納品、サポート、請求、回収などのすべての活動が一体となって、顧客要求に応え、シェアを取り利益を出さなければいけません。 ![]() ![]() |
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