同社では今回の開発に合わせパソコン1台を導入し、それにより開発を進めた。

 現在同社では受注・発注(生産指示)・納品までのシステムを完成させ、部品情報や工程情報などの基礎情報をコンピュータに登録しているところである。畠山氏は、今回開発したシステムを基幹として、下記のシステム開発が可能になったとし、積極的に開発を進める様に助言している。

  1. 今回コンピュータに登録した部品の引当を実施したり、不足に対して発注したりといった「在庫管理システム」の開発に真っ先に手をつけること。

  2. 工程順マスターを拡張使用し、社内製作品も外注品と同じように工程を規定し、社内発注することによって、「進捗管理システム」を開発すること。(ただその場合、使用機械・作業者・加工工数等が集計できるよう項目を追加する必要がある。また、「すべての機械にコードを振る」や「どこまでを段取り時間とし、どこからが加工時間とするかを規定する」、「集計するタイミングを決める」「そのフォーマットを決める」等の作業を行う必要がある。)

  3. 今回の開発によって、売上、買掛(材料・外注品)の管理が可能となったので、月毎の合計データを集計するファイルを新たに作成するとともに、その他の買掛データ(電気代・図書費・交際費・燃料費・事務用品費他)を集計するソフトと減価償却費等を管理するソフトを開発することによって、月毎の損益がわかるようになるので、こ れらを連結させた「財務管理システム」を開発すること。

  4. 勤怠データ管理から給与計算へデータを利用する「給与計算ソフト」を開発すること。

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