―アキモク鉄工株式会社―
平成9年度に実施した情報化モデル企業の指導事例を紹介する2回目。今月は、市販のRDBソフトを活用して、自社の生産管理システムの構築に取り組んだアキモク鉄工(株)の事例を紹介する。
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能代市にあるアキモク鉄工(株)(能代市扇田字柑子畑1番地29 電話0185-58-3691 )は、産業用機械や工作機械、自動機、省力機械の設計・製造(機械部担当)と、橋梁、クレーン、水門等の設計・製造・据付(鉄構部担当)の二つの事業を展開する中堅の一般機械器具・金属製品製造業である。今回当社は、機械部が行っている生産手配を迅速に処理する情報システムを構築して、顧客の納期短縮の要請に対応できる経営を進めたいとモデル企業育成事業の活用を申し込んだ。 当社は大手T機械から産業用工作機械の設計・製造を受注しているが、その部品点数は機械1台あたり数百点に達する。また、それらの多くを外注しており、納期を短縮するには特に外注管理業務でコンピュータを活用して迅速に処理することが必要であった。 当情報センターではこの要請に応えるために、自社の生産時点情報管理システム等の構築を手がけた畠山有正氏をモデル企業育成アドバイザーに委嘱し、延べ10回にわたる派遣指導を行った。 |
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■経営課題と改善案 |
■情報化レベルとその改善案 |
■今後開発を必要とするシステム |
■畠山アドバイザーの感想 |