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同協会では、コメ販売を中心とする営業活動を展開していたが、「消費者と生産者が触れ合える新しい農業」を目指して、これまで無添加ハムや天然酵母パンづくりなどに取り組んできた。この発泡酒の開発も当初から計画されていたもの。 製造法は、コメ、麦芽、ホップ、ビール酵母を使い、製法も原料もビールとほぼ同じだが、麦汁をを作る際にコメの分量を増やし、麦芽の分量を少なくした点が特徴。 発泡酒の色合いと飲み口は、ビールに似ているが、日本酒やワインの風味もあり、女性にも飲みやすいと好評だ。これまでの熟成されたコクと苦みの「ビター」と、ほろ苦さと芳醇な香りの「ミューニッヒライト」に、新たに3種類が加えられ5種類となった。苦みが少なくフルーティーな香りと甘さの「スウィート」、さっぱりした軽い風味の辛口タイプの「ペールラガー」、小麦粉を使用しライトな風味とさわやかな酸味の「ヴァイツェン」。 アルコール分は6%未満。価格は、ミューニッヒライト、スウィート、ペールラガーが380円(330ミリリットル)と500円(500ミリリットル)、ビターとヴァイツェンが400円(330ミリリットル)と520円(500ミリリットル)となっている。 今後、品質が安定して製造が軌道に乗れば、年間100kリットルの出荷を予定している。
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