7.自社の能力評価について
Q1 自己評価 品質Q2 自己評価 価格競争力
 品質について「強い」が14%、「やや強い」が29%で、他社より自信を持っている企業が43%あった。一方、「弱い」3%、「やや弱い」6%、「普通」が36%となっている。
 従業員規模別には100人以上で60%が品質について他社より強いと認識している。「弱い」「やや弱い」は0%となっている。
 経常損益別には「強い」が黒字企業で21.7%あるが、赤字企業では5.9%に留まっている。
 総じて品質を強みとする企業が多くなっている。
 競争力が「強い」が6%、「やや強い」が13%、「弱い」が9%、「やや弱い」が14%だが、「普通」が45%と多くなっている。
 価格破壊の流れが及んでいる中で、価格競争に対する明確な方針を持ち得ない企業が多くなっていることが推察できる。
 従業員規模別には30〜99人の企業が「弱い」「やや弱い」が37%あり、他に比べ競争力に不安を抱える企業割合が多くなっている。
 経常損益別には赤字企業の41%が「弱い」「やや弱い」と回答している。
Q3 自己評価 納期対応力Q4 自己評価 生産能力
 納期対応力が「強い」が17%、「やや強い」が26%で、「弱い」が0%、「やや弱い」が6%であり、前項と同様に「普通」が39%と多い。
 規模別には100人以上の企業の39%が「強い」「やや強い」と回答している。
 年商別には2〜9千万円の企業の半数近くが納期対応力に自信を持っている。
 経常損益別には黒字企業が「強い」が23.9%と赤字企業の2倍になっている。
 生産能力は「強い」6%、「やや強い」22%、「弱い」3%、「やや弱い」17%で「普通」が39%となっている。
 従業員規模が大きくなるに従って生産能力が強いとする企業割合が多くなっている。
 年商規模別には2〜9千万円の企業が生産能力不足とする割合が多くなっており、規模的に設備投資とのバランスが取りにくくなっているとみられる。
 経常損益別には「強い」と回答した企業は全て黒字企業であり、赤字企業には1社もなかった。

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