東洋医学診断支援システム「ファーストヒール」

 ADK富士システム(株)(秋田市手形新栄町2-58  TEL018-832-4110)は、通産省の特別認可法人である情報処理振興事業協会(IPA)の委託を受けて、東洋医学診断支援システム「First Heal(ファーストヒール)」を開発した。
 このシステムは、患者の症状を入力するだけで最適な漢方薬の処方箋を作成する「問診による漢方薬自動診断システム」、独自カルテ作成の「東洋医学臨床医院向け電子カルテシステム」のほか、「東洋医学データベース」や「漢方薬メールオーダーシステム」で構成され、医療ビジネスの形態によってシステムの拡大縮小が可能となっている。
 漢方薬に関するデータは、アメリカで始めて鍼灸(しんきゅう)漢方クリニックを設立した犬尾恵治氏(イースタン・クリニック院長)のノウハウを活用した。
 各システムとデータベースは、ビジネス環境に合わせてスタンドアロンシステムかインターネットシステムとして利用できる。
 国内では、医療法や薬事法などの関係で、同システムだけによる漢方薬の入手や治療はできないが、同社では調剤薬局向けの販売に意欲を見せている。


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